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離婚問題として勝手に離婚届が出されそうなとき

夫婦関係が破綻していたとしても何とか夫婦生活を続けることがあるでしょう。
別居をしていると新たな出会いがありその人と結婚したいと考えるようになるかもしれません。
婚姻関係が正常に成立しているときに他の異性と一定の関係があると不貞となりますが、既に破綻しているときであれば不貞とみなされません。
この時の離婚問題として一方は早く離婚をしたいがも一方は何とかして離婚をしない方向に持って行きたい時があるでしょう。
離婚問題においては相手が勝手に離婚届を出してそれが認められるケースがあります。
離婚自体は書類が整って証人などがいれば認められてしまいます。
どうしても勝手な手続きを阻止したいのであれば不受理申出の手続きをしておきましょう。
これを出しておくと離婚届が出されたとしてもそれは受理されません。
かつては不受理申出の有効期限が半年だったので半年ごとに出さないといけませんでしたが、今は不受理申出を取り下げない限り有効になっています。

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